どうも、わくわく(@wakuwaku_saaan)です。
ブログを書いていると、「こういう写真が使いたいけど、持ってないや…」という場面、ありますよね。
そんな時、他の人のインスタの投稿を埋め込むことができれば、すごく助かります。
実際、今までは「埋め込み機能を使っていればOK」という感じがありました。
しかし、今後は、埋め込み機能を使うにしても、使用許可を取っていないと著作権侵害になる可能性があります。
Twitter のツイート埋め込みについて
インスタの前に、もっとわかりやすいTwitterの利用規約を確認していきます。
ブログを更新しました😄https://t.co/PFA9tGQqf1
おしゃれなイームズシェルチェアですが、脚が床を傷つけそう😭
でもこの保護キャップをつければ、おしゃれさはそのままに、床も守ることができます😊
同じように悩んでいる方、お試しください😆#ブログを更新しました#イームズシェルチェア— わくわく@わくわくブロガー (@wakuwaku_saaan) January 16, 2020
ブログ内での、こういったツイッターの埋め込み。
このツイートは私のものですが、他人のものでもツイッターの場合は、利用規約的にOKが出ています。
利用規約を確認してみましょう。
ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介して自ら送信、投稿または表示するあらゆるコンテンツに対する権利を留保するものとします。ユーザーのコンテンツはユーザーのものです。すなわち、ユーザーのコンテンツ(他のコンテンツに組み込まれたユーザーの音声、写真および動画もユーザーのコンテンツの一部と考えられます)の所有権はユーザーにあります。
ユーザーは、本サービス上にまたは本サービスを介してコンテンツを送信、投稿または表示することによって、当社が、既知のものか今後開発されるものかを問わず、あらゆる媒体または配信方法を使ってかかるコンテンツを使用、コピー、複製、処理、改変、修正、公表、送信、表示および配信するための、世界的かつ非独占的ライセンス(サブライセンスを許諾する権利と共に)を当社に対し無償で許諾することになります(明確化のために、これらの権利は、たとえば、キュレーション、変形、翻訳を含むものとします)。このライセンスによって、ユーザーは、当社や他の利用者に対し、ご自身のツイートを世界中で閲覧可能とすることを承認することになります。ユーザーは、このライセンスには、Twitterが、コンテンツ利用に関する当社の条件に従うことを前提に、本サービスを提供、宣伝および向上させるための権利ならびに本サービスに対しまたは本サービスを介して送信されたコンテンツを他の媒体やサービスで配給、放送、配信、リツイート、プロモーションまたは公表することを目的として、その他の企業、組織または個人に提供する権利が含まれていることに同意するものとします。ユーザーが本サービスを介して送信、投稿、送信またはそれ以外で閲覧可能としたコンテンツに関して、Twitter、またはその他の企業、組織もしくは個人は、ユーザーに報酬を支払うことなく(ユーザーは、ユーザーによる本サービスの利用がコンテンツおよびコンテンツに関する権利の許諾に対する十分な対価であることに同意するものとします)、当該コンテンツを上記のように追加的に使用します。
要約すると、
ツイート(コンテンツ)自体はもちろんツイートしたユーザーのもので、当然その所有権はそのユーザーにある
Twitter を通して投稿されたツイート は、その時点でパブリックなものとして扱われ、誰でも自由に閲覧できるもの隣、世界中で閲覧可能とすることを承認することになる
ツイッターのアカウントを非公開にしている場合は、物理的に埋め込みや引用を行えないので、例外になります。
規約的には使用の許可は必要ないですが、トラブル回避のためには取ったほうが安心。
ただ、一件一件確認するのは大変なので、特に許可は取らず、埋め込み機能を使って引用している方が多いでしょう。
インスタグラムの投稿埋め込みについて
この投稿をInstagramで見る
こういう埋め込みをブログや記事でよく見かけますよね。(これも私の投稿になります)
利用規約を確認してみると、
弊社が利用者のコンテンツの権利の帰属を主張することはありませんが、利用者はコンテンツを使用するためのライセンスを弊社に付与します。
利用者がそのコンテンツについて保有する権利に変動が生じることはありません。弊社は、利用者がサービス上で、またはサービスを通じて投稿するいかなる利用者のコンテンツについても、その所有権を主張しません。 ただし、利用者がサービス上で、またはサービスに関連して、知的財産権の対象となっているコンテンツ(写真や動画など)をシェア、投稿またはアップロードする場合、利用者は、弊社が(利用者のプライバシー設定およびアプリ設定に沿って)利用者のコンテンツをホスト、使用、配信、変更、運営、複製、公演、公開あるいは翻訳し、また派生作品を作成する非独占的、使用料なしの、譲渡可能、サブライセンス可能な全世界を対象としたライセンスを付与するものとします。このライセンス付与は、利用者がコンテンツやアカウントを削除することにより、いつでも終了させることができます。ただし、利用者が他の人にシェアしたコンテンツであっても、その人が削除していないものについては、継続して表示されます。弊社が利用者の情報をどのように使用するのか、また利用者がご自身のコンテンツをどのように管理または削除できるのかについて、詳しくはデータに関するポリシーをご覧になるか、Instagramヘルプセンターにご相談ください。
Twitter のように、結局埋め込み機能の位置付けが何なのか、明確に記載はされていません。
しかし、明確な明記はないものの、ツイッターの利用規約と似たようなことが書いてあることや、埋め込みのタグを使って、引用であることをわかりやすく提示しているため問題ないだろうという解釈の元、何となくOKな認識をしている人が多いです。(私もその一人)
ただ、今後は使用許可を取っていない場合、著作権侵害になる可能性があります。
他人の投稿に対して埋め込み機能を使うなら、許可が必要
2020年6月5日
FacebookはArs Technicaに対して「Instagramの埋め込み機能には、画像の使用許可は含まれない」と伝えました。
“While our terms allow us to grant a sub-license, we do not grant one for our embeds API,” a Facebook company spokesperson told Ars in a Thursday email. “Our platform policies require third parties to have the necessary rights from applicable rights holders. This includes ensuring they have a license to share this content, if a license is required by law.”
In plain English, before you embed someone’s Instagram post on your website, you may need to ask the poster for a separate license to the images in the post. If you don’t, you could be subject to a copyright lawsuit.
要するに、「誰かのInstagram投稿をWebサイトに埋め込む前に、投稿者に投稿内の画像の使用許可をとらないと、著作権に関する訴訟の対象となる可能性があります」ということ。
数件の埋め込みなら、許可を取るのも比較的容易ですが、出来るだけ早く記事をあげたいのに、許可が出るのを待つ…となると結構手間ですし、時間もかかりますよね。
このことを受け、今後はよっぽどその画像を使いたければ許可をとり、そうでない場合はインスタの埋め込みは控えようかなぁと思っています。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。
一瞬のわくわくが、連続する毎日を。